この2年、子育てしてきて何度、子どもって本当に無邪気だなぁと思ったことか。
大人になると考える前に行動を起こすことが難しくなってきませんか?
なぜか、行動を起こすメリットやデメリットを探るようになってしまい、石橋をたたいて渡るがごとくに検証してから始めることも少なくないです。
だけど冒険や挑戦をしないで新しい世界は見えないし、やってみないと分からない、ということは何となくわかっている。
でも、いろんな経験を積んでいるとなかなか一歩踏み出せないってことありませんか。
僕は子育てを通じて、子どもと接していると「大人の多くは人生を楽しむことを忘れてしまったのでは」と感じるようになりました。
そして、人生を楽しむ秘訣を、子どもは常に見せてくれているんです。
Contents
子どもは過去を引きずらず、常に目の前のことに全力で取り組む
子どもは毎日、過去どんなことがあっても気にもとめずに、常に今、目の前のことに全力です。
たとえば2歳長男の今朝の数時間だけでもこんなことがありました。
どんどん前へ、前へと進む長男
最近朝必ず僕のことを起こしにきてくれるのは長男です。
朝の4時、5時くらい?
「いーしゃん(お父さん)!!」といってダイブしてくるんですね。
まるでとなりのトトロのメイがお父さんを起こしに来るところのように。。
朝ごはんを食べたら長男の行動が始まります。
目についたものにどんどん取り組むんですね。その行動には一貫性がない。
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絵本を読んでいたと思ったら急に走り出してミニカーで遊んだり。
滑り台をすべっていたと思ったら急にキッチンのカトラリーを出してコンサートを始めたり。
お絵かきしていたと思ったら薪ストーブのドアを開け閉めしたり。
テレビを観ていたと思ったらトイレに行ってトイレットペーパーをクルクル出し始めたり。
とにかく、思いついたらすぐ行動!
それをしたらどうなるかなんて考えない。
いや考えているのかもしれないけど、やりたい!という気持ちが勝っているから
たとえ叱られるようなことでもまずやろうとしちゃう。
あまりに危ないことや、度が過ぎると僕や妻が叱りますが。
でも、まず果敢に挑戦していくというか、やってみるという姿勢は本当にすごいことだと思うんです。
失敗してもへこたれない
大人から見たら、子どもの行動は失敗の連続ですよね。
でも子どもは凹んでいないんです。むしろ、できたかどうかは関係なく、
やってみた!ということが力になっていると思うし、
自分の思うとおりにならなくて泣きじゃくる時もありますが、
大人なら目をつぶりたくような失敗でも、子どもは決してへこたれません。
何度でも繰り返しチャレンジする
たとえチャレンジできなかったことがあっても、時間を改め日を改め何度でも繰り返しチャレンジします。
その姿は失敗したことを綺麗さっぱり忘れたかのように見えるくらいにさわやか。
ゼロからのスタートくらいの勢いで、ニコニコしながらやりますよね。
このように、何においてもまずやってみる。
そして前にできなかったことでも、今日は今日で気にせずやってみる。
とにかく「やってみる」という姿勢が、新しい世界を築かせてくれ、子どもの未来を作っているんだなと感じるんです。
自分が楽しんで周りを楽しませようとする
息子が上記のことを何でやっているかというと、明確な理由は本人に聞いていないのでわかりませんが、
ただ言えるのは、周りを楽しませようとしているのは明らかです。
長男、褒められることも大好きだし、周りを笑顔にすることも大好きなんですね。
たとえば、滑り台をすべると必ず拍手をするんです。
そしてその場にいるみんなを呼ぶんですね。「僕を見て―!すべったよー!」と言わんばかりに。
見てくれるまで拍手し続けるしめっちゃ笑顔でずーっと見ているんです。
なんかね、その仕草がめっちゃかわいいんですよ。
大人がやったら何しとんって言われそうですけど(笑)子どもだから許されるのはあるかも。
でもきっと誰だって、褒められるのって嬉しくないですか?
自分がしたことで周りが笑顔になるのって嬉しくないですか?
実際息子の場合は息子の行動そのものより、息子の存在が周りを楽しませているし、笑顔にさせている。
一連の行動はただのアクションだけど、その場の空気をしっかり感じているし、
自分ができることをちゃんとわきまえているようにも感じるんです。
そのためにもまず自分がどんどん楽しんで、楽しんでいる様子を見せて、周りを笑顔にさせている。
子どもは楽しむプロフェッショナルなんじゃないかなって、心から思います。
子どもが教えてくれた楽しみ方から、人生を楽しむために必要なこと
![](https://hanamaru-nikki.site/wp-content/uploads/2018/05/IMG_20180430_120447.jpg)
さて、子どもは日々を楽しむための姿勢を見せてくれていると書きましたが、
大人は大人でこの経験を元にできることがあるんですね。
子どもはまだ、嫌なことがあるとずーっと泣いたりすることもあります。
気持ちの切り替えは早いですけどね。
大人はいろいろな経験を積んでいる分、しっかりと気持ちを整理することができます。
そして大人ができることは、
たとえ嫌なことがあっても嫌な気分を選択しないと決めて行動できるんです。
嫌なこと以外でも何でもいいです、つらいこと、大変なこと、
悲しいこと、寂しいこと、きついことなどなどがあったときに、
気持ちをしっかりと感じることも大切なんですけど、
大人は、自分の気持ちが心地よい方を選択できるようにすぐ切り替えることができると思うんです。
子どもは、何かモノがないと切り替えって難しいです。
大人は、嫌な気分にならないように心の中で気持ちを選ぶことができます。
その気持ちを選ぶときに、自分が楽しいことや好きなことを感じると結構楽しくなってくるものですよ。
なぜか。
大人は誰でも子どもの頃に、今目の前にあるものに全力で楽しんでいた時期があったからです。
楽しいことや好きなことを考えると、心が喜ぶ。
リラックスできる。心地よくなる。
その気持ちで日々を過ごすだけで、嫌な気持ちでいる時間が少なくなって、
一日の中で嬉しい時間が多くなります。
心地よい気持ちで過ごすことって、人生の中で結構大事なことです。
それを、子どもはもう一度大人に思い出させようとしてくれている。
楽しんでいいんだよー!
ワクワクしていいんだよー!
一緒に楽しもうよー!
一緒に笑顔でいようよー!
だいすきだよー!!
子育てをしていて、自然な生き方で大事なことを伝えてくれる子どもに、心から感謝です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!