もー、子どもってなんで親がやめてほしいことをやっちゃうんでしょうね・・・。
笑えるくらい毎回やっちゃうんですけど皆さんのところはどうですか??
しかも、やめてね、というとどんどんエスカレートしていくような気もするこの頃。
そこでいろいろ考えました!
ちょっとまだお試し中ですが、意外と効果あるかも??と思った方法をお伝えします!
親がやめてほしいことをどんどんやる子どもたち
本当、いくら言ってもなぜやるのか・・・って思うことありませんか?
例えばうちの場合だと、
散歩しているとき普段は手をつないでいるのですが、急に気になったものがあると手を振りほどいてダダッと駆け出してしまう。
「危ないよ!走らないで!」
と言うと一度は止まるんですが、気を取り直して歩き出すとまたやる・・・。
水遊びが大好きなので水道があるところではひねって水を出し、そのうちバシャバシャと激しくなる。
「バシャバシャしない!水出し過ぎちゃだめだよ!」
なんて言ってもどんどんはしゃぎだす・・・。
なぜだ・・・
最終手段はまた走り出しそうになったら一度しゃがんで話すとか、水を止めて話を聞くとか、いろいろしているんですが、
話すことももちろん大事だけど、やっぱりやってほしくないことを最初からやらないようにするにはどうしたら・・・と考えていたんです。
子どもが、親がやめてほしいことをどんどんやる理由
いろいろ調べてわかったのですが、どうやら子ども問わず人間というものは『言われた通りのことをイメージしてしまう』ようです。
数年前に「青い象のことだけは考えないで!」という本が出ましたけど、
今、【青い象】のことを考えませんでしたか?
これはその言葉をイメージしてしまっているからなんですよね。
他にも昔話の「鶴の恩返し」で鶴がおじいさんおばあさんにこう言います。
「このふすまを決して開けないでくださいね」
そんなこと言われたら・・・開けたくなっちゃいませんか??笑
その通り、おじいさんとおばあさんは開けてしまったがために、鶴は本当の姿を見られることになってしまい、出ていくことになるんですよね・・・。
おじいさんもおばあさんも我慢すればよかったんでしょうけど、
鶴がそんな風に言うから、開けたくなっちゃうんですよね。
これはしょうがないんです。人間そういうものだから。
ということで、さっき挙げた僕の子どもの例に当てはめると、
「危ないよ!走らないで!」
→走ることをイメージした
「バシャバシャしない!水出し過ぎちゃだめだよ!」
→水を出し過ぎることをイメージした
つまり、僕が注意したことはすべて、子どもをもっとさせる方向に導く言葉でしかなかったというわけでした。
もちろん、わざとやるときもあります。
そういうときってたいていこっちの顔気にしてますから苦笑
僕やるよ?僕やるよ??みたいな。。
いたずらっ子のような顔をしているときはわかるんですけどね。
注意したことなのに敢えてやる。
それは、親がもしかしたら誘導しているのかもしれません。
やめるためには、してほしくないことを言うのではなく、してほしいことを言う
そこで、考えた方法がこちら!
してほしくないことを言うからさらに調子に乗るので、してほしいことを言えばしてほしいことの方をイメージするのでは?と考えました!
ということでさっきの例ではこんな風に使います。
「危ないよ!走らないで!」
→「ゆっくり歩いて!」
「バシャバシャしない!水出し過ぎちゃだめだよ!」
→「濡れたら着替えるの大変だからやめよう!」
「走らないで」ではなく「歩いて」と、してほしいことを伝えたり、
「水出さない」ではなく「濡れたら着替えるの大変」と、大変なことになっちゃうようという未来を想像させるんです。
今のところ「歩いて」に関しては結構な効果ありです!
でも急ぎたい気持ちはあるのか、こっちを見ている目が切なそうでした汗
「濡れたら着替えるの大変」はまだちょっとわかってもらえてないかも。。
別の言い方を思案中ですが、水を出しすぎるのって何かあるのかなーと、考えている感じがあるので、
本人なりに考えるきっかけにはなっていそうです。
「やってほしいことを言う」という方法なら、結構他のことにも応用が効きそうだと思っています。
お手伝いのとき「こぼさないように」から「テーブルまで運んでね」くらいに留めるとか、
兄妹でやり取りがヒートアップしちゃったとき「けんかしないで」から「優しく仲よく遊ぼう」とか。。
あ、ただ、わざとやっちゃうイタズラ的なことって、もっともっと自分を見てほしいとか、かまってほしいって気持ちの表れだったりもしますよね。
そういうときはたくさん抱きしめてあげてほしいです。
あとは、子どもがイタズラをしたその前の行動や周りの親、兄弟がしていたことなどをもう一回思い出すこと。
案外、原因は子どもにあるのではなく、
親である自分がしていることって多かったりするんですよね。
しっかりと子どもの気持ちに寄り添いながら、
親もイライラしないで良い方向に導ける言葉を使っていきたいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!