RAKU-JUKU体験講座2日目

昨日の特別講座1日目の回はいかがでしたか?

このプロジェクトは、家族の基盤である「夫婦関係」をより大切にできるようになるために、今年春から形にしようと進めてきた企画になります。

ただ、様々な状況の方がおられますから、例えばシングルで頑張っている自分には違う?まだ結婚していない自分は違う?と、そのような状況であればそう思ってしまうかもしれません。

でも、安心してください!

今回の講座に出てくるメインの内容としては「夫婦関係」ですが、結局はそれって「人間関係」ですので、親子や親族、友人知人、会社のつながり、趣味のつながりなど何にでも活用できます。

人間関係の全くない人というのはいませんから、どんな方でもまずは読んでいただければ、そしてせっかく読んでいただくので何か一つでもご自身の中に持ち帰ってほしいと思います!

 

さて、特別講座の第2日目、本日は、「これまで沢山知識を得てきたけどいざ実行しようとすると素直になれない…」と踏みとどまるあなたに向けての内容です。

 

 

まず、「素直な人」って何でしょう?

 

自分の気持ちにまっすぐな人のことを「素直な人」と表現することが多い気がします。

「素直ではない人」とはそれを否定しているので、自分の気持ちにまっすぐではない、ということになりますよね。

思っていることをそのまま表現することができないとか、甘えるのが苦手とか、自分とは違うも本当は正しい意見を認められないとか、色々あります。

 

でも「自分の気持ちにまっすぐではないから素直ではない」というのは、必ずしもイコールなのかな?と僕は思っていて。

例えば、学んだことや経験したことがあって、そうした方がいいんだろうな…とはどこかで思いつつも、なかなかそうは行動できない。

それは、他人から見ればある意味、素直ではないと見えることなのかもしれませんが。

その人自身からしたら、それまでの自分自身の気持ちを大切にしているということですよね。

それまで生きてきた自分の価値観や在り方については、とってもまっすぐに向き合っているんです。

 

だからこれは極論ですが、素直になれない、というのは他人目線であって、自分からしたらちゃんと心に向き合っているんです。

なのでまずお伝えしたいことは、素直になれない、というような表現はもう気にしなくていい、ということです。

あなた自身はそれまでのあなたの気持ちを大切にしようとしている。

そして学んだことを実践できなくて悩むなどあっても、そんな悩むあなたに対してしっかり向き合っているからこそ悩みが出ている。

 

みんな、心に対して素直なんですね。

そんな在り方をベースに持ちつつ、ここからのお話を聞いてくださいね。

 

 

ではここからは、「やった方がいいことをやった方がいい理由」について話していきます。

同じような言葉を続けて書いちゃっていますが(笑)言いたいことはそこなんです。

 

人はみんな自分の心に向き合っているからこそ、素直であり続けているとお伝えしました。

ただ、行動に関しては、これはやった方がいいんだろうな…というものについては、出来るならすぐ行えた方がいろんなことがわかってくるんですよね。

すぐに行動できないことは悪いことじゃないし、それまでの自分を大切にしているからこそ。

でも行動できないという事はある意味、その行動をした先の自分がどうなるのかが分からない状態が続いてしまう、という事になります。

 

ここで他人軸で考えてしまうと、行動できないから人に好かれないとか、認められないとか、付き合いが続かないとか相手がどう思うかになってしまいますね。

そうすると、相手の生き方に寄りかかりすぎてしまう自分になってしまうので、そこは考えなくていいと思います。

まず自分のことを大切にすると、他の人がどうこうあっても揺るがないので、ここは他の人が何て思うか…というのを優先するよりは自分自身を考える方向でいきましょう。

 

そうして自分自身を考えてみても、やった方がいいと思ったことをやった方がいい、というのは例えばこんなことが考えられます。

 

 

まず1つ目は「自信がつく」

「やった方がいいと思ったことをやってみる」行動をすると、今までの自分では知らなかった経験ができます。

酸いも甘いも色んな経験があるでしょう。ただ、経験には失敗も成功もその物事自体にはなく、自分がどう捉えるかだけなんですよね。

 

どんな経験であっても、経験することで確実に自分自身は成長するし、できることが増えるし、様々な価値観が増えるし、人の心にもっと寄り添うことができます。

経験しなければ、本当の意味で理解することができません

念のためですが、理解しなくてもよい経験も世の中にはあります。例えば何らかの事故などはわざわざ経験しなくても本やニュースなどでその事実を知ることはできますから。

それも、知識を身につけるという経験で補うことができますね

 

そのため、どんどん行動してみて自分自身への信頼を高めていく、というのはとても大切なことなんです。

 

 

2つ目は「望まない方向に進まなくなる」

経験や知識として身につけておくことを先延ばししてしまうと、自分が予定していなかった方向へ進んでしまうことがあります

 

例えば、高度成長期は一つの企業でずっと働き昇進していけば、退職してからも安泰、という時代でした。

しかし今は、一つの働き方だけでは生活を支えることさえ難しいと、共働きをする家庭や、複業として掛け持ちをする方も多いですよね。

または、その仕事は自分に適しているのかをしっかり調べなければ、入ってみて合わずにすぐ辞めたり、その仕事自体で問題を抱えてしまうことにもつながりかねません。

 

例えば、今は「繊細さん」というような物事を敏感に感じ取る方についても様々な知識や捉え方が広まってきましたが、この知識を知らなければ自分自身がずっと生きづらいままかもしれません。

自分で自分の首をしめてしまうような、自ら苦しい状況をどんどん作り出してしまうことにもなってしまうのです。

 

知識を学ぶにしても、実践するにしても、自分がやった方がいいだろうな、と思ったことについては行動してみた方が、先々の自分が生きやすくもなっていくのです。

 

さて次に、夫婦関係における「素直」について様々に見ていきましょう。

 

 

夫婦関係にも、様々なときに自分の中の「素直」を見つめる瞬間があります。

これまでの自分自身を大切にするのも素直であると伝えましたが、それまでの生き方が違う男女が一緒に暮らし、夫婦として生活をずっと共にしていくとなると、これまでの自分自身を変えざるを得なくなることも多々あります。

ただこれは、自分だけの人生ではなく、お互いの人生を想い、その先にある未来に向けて素直になる、と考えた方が行動しやすくなるのではと考えます。

 

でも、そこで足かせとなってしまう原因が3つあります。

 

 

1つ目は過去の「プライド」です。

もしあなたが、他人よりも優位に立ちたい、尊敬してほしい、負けたくない、見抜かれたくない、などという思いがあるとしたら、二人にとっての未来があっても今までの自分を変えられないかもしれません。

でも、やった方がいいことがあるにもかかわらず、やらなくても自分は大丈夫、としてしまったら、一緒にいる相手はどうなるのでしょうか。

一人だけでいるのと、二人で生きるのとでは、大切にするものが変わりますよね。

 

プライド自体が悪いわけではないのです。

でもこれまでの自分を大事にすることに頑固であり続けて、相手を大切にできなければ、離れてしまう事にもなりかねません。

時には、見栄なんていいんです、面目を失ったってもいいんです。

そんな自分をも認めてくれるのが、隣にいてくれるパートナーなんですから。

 

 

2つ目は「周りの目」です。

1つ目と似ていますが、どちらかというと自分が優位に立っていたいからというようなものではなく、周りがどう思うかを気にしすぎて動けない、という状況です。

認めてほしい、共感してほしい、分かってほしい、気付いてほしい、という思いが強い場合は、上手くその気持ちは表現できないけれど出来るなら察してほしい、こっちから言わずに分かってほしい、と思ってしまいます。

何も言わなくてもわかってくれるなら、確かにそれは楽ではありますよね。

 

でも、100%自分の今の状況を分かってくれる存在はこの世に誰一人としていません

何故かというと、一番身近な自分でさえも今の自分を言語化してうまく表現しにくいからです。

それなら尚のこと、他人が自分を分かってくれるというのは、望む方が実は大変なんですよね。

だからこそ少しずつでも気持ちを出してみることって大事なんです。

 

 

3つ目は、過去のトラウマ的な出来事が深く関わっている場合です。

例えば家庭環境だったり、人間関係のトラブルや失恋で深く傷ついたり、が大きな理由かなと思います。

もともと人は子供の時、素直に自分の気持ちを表現できていたんですよね。

そのままの気持ちというよりは、「表現」ができていたんです。

最初は「泣く」から始まり、お腹空いたとか眠いとか、今の気持ちを何らかの形で「伝える」ことはしていました。

 

でも、例えば長男長女だからしっかりしなさいと我慢を覚えたり、信頼していた相手から裏切られる経験をしたり、と素直でいられなくなってしまうと、自分の気持ちをストレートに表現するのは悪いことなのかもしれないと思ってしまうかもしれません。

人間関係では起こり得ることではありますが、ただこれも、一つ一つ向き合っていけば変えることはできると思っています。

 

ではどのようにしたら、今よりもさらに素直になれるのか

その方法をお伝えします。

 

 

【素直さを大切にするとても大事なたった1つの方法】

 

色々なやり方はありますが、今日はたった1つだけ、大切な方法を紹介します。

 

結論からお伝えすると、「自分がどうしたいのか」を大切にする、というところに戻るのです。

これまで色々メリットもデメリットも紹介しました。

ただ、悩んでいる時って結構あるのが、自分よりも他人を意識しすぎているときだったりするんですよね。

 

なので、本当に自分は今どうしたいのかを改めて考えてみるんです。

あなたの人生は、あなたが一番大切にすべきものですよね。

他の誰かがとやかく言うものではありません。

言われたとしても、最後まで責任を持ってくれるというのは本当に稀です。

 

そして、世の中に正しい生き方というのは特に定義も何もないですし、生き方の正解は1つだけじゃないですよね。

完璧に〇〇しなければならないとか、こうあるべき、などと思い込んでしまうと、世界観が狭まってしまいますし、多様性を受け入れられなくなります。

 

自分にとって大切な生き方、というのは、人の数だけ存在します。

これまでの自分が生きてきた過去だって、今の自分だって、これから進もうとしている未知の世界だって、全て正解にすることができるし、あなたにとってはもう既に正解なんです。

だからこそ、素直を大切にして行動してみてください。

自分はこうしたいんだ!という気持ちを大切にしてください。

あなた自身が自分に願うことを、大事に抱きしめてみてくださいね。

 

 

さぁ、いかがでしたでしょうか。

「素直」を知ることで、これまでのすべても、これからの創造も、すべて◎なんだと気づくことができた人もいるかもしれませんね。

でも決してこれは、自分が知らなかったことが悪かったんだとか、教えてくれなかった相手が悪かったんだとか、誰かを責めることではありません

単にこうした知識を知らなかった、という事実だけなんですね。

 

そしてもし知っていても、人は学んだことを忘れてしまうというのはよくあることです。

そういえばこんなこと聞いたことがあったなぁ、という方も、今回の内容を通して是非改めてご自身の中に落とし込み、日常で活用してみてくださいね。

 

では、本日を通してのワークです。

 

Q. 今のあなたは素直になれそうですか?

率直に感じたものを教えてくださいね。

現時点で違っていてももちろん良くて、今回の学びを通じてまず言葉に出してみるのが大事で、知識がしっかり理解できていきますから。

 

皆さんから回答していただいた内容を元に、もう少し補足したものを本日夜にLINEにお贈りします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それでは、3日目も是非お楽しみに!